飼っている愛犬が最近、痒がったり、急な嘔吐や下痢などの体調不良を起こしたりしていませんか?
もしかしたらそれ
アレルギー
の可能性があります!
今回は、犬のアレルギーの原因・その症状・対処法について紹介します!
最近、愛犬の様子が変だな、愛犬の体調が良くないなと感じる方はぜひ参考にしてみてください!
目次
犬のアレルギーの症状
犬のアレルギーの症状にはいくつか症状がありますが代表的なものとしては
- 下痢や嘔吐
- 咳・くしゃみ
- 肌が赤くなる
- 全体的に痒がる
などが主な症状としてあります。
それではこれらの症状について見ていきましょう。
①下痢や嘔吐
下痢や嘔吐の回数が多い原因にもアレルギーが関係あるかもしれません。
犬がアレルギーを引き起こす原因としてはこの『アレルゲン』というものが関係してきます。
このアレルゲンは主にドッグフードなんかによく含まれていることが多いです。なので、下痢や嘔吐の回数が多いのはもしかしたら普段食べているドッグフードが原因なんてこともよくあります。
犬の下痢に関しては
犬の嘔吐に関しては
をご覧ください!
②咳・くしゃみ
これは人間でもよくあることなのですがアレルギーによって咳・くしゃみを引き起こします。
犬の場合、咳・くしゃみがの原因には鼻炎が関係してきます。
でも、アレルギーによる咳・くしゃみの原因としては散歩中に犬が花粉を吸ってしまった、植物に含まれる物質が犬の鼻から入ってアレルギーを引き起こしているなどの可能性があります。
咳・くしゃみがあまりにも長引いてしまうと呼吸するのが苦しくなったり、鼻詰まりになったりしてもっと深刻化してしまう可能性もあります。
あまりにも長引く場合は早急に獣医に見てもらうなどの治療をしてあげましょう。
③目・耳・口が赤くなる
目の周りや口周りが赤くなっている場合はアレルギーの可能性が十分に考えられます。
食後や食後以外にも赤く腫れていて、犬が痒がっているのはアレルギーのせいなので早急に気づいて治療してあげてください。
目・耳・口周りだけでなくアレルギーの場合は身体全体が痒くなります。人間でも同じですよね。
目をかいたり、耳をかきすぎると赤くただれてしまったり、別の炎症を起こすので獣医と相談して薬の処方や食生活などの改善が必要になります。
④全体的に痒がる
犬もアレルギーの時は身体全体が痒くなります。
なので痒がっている様子や足を使って身体をかいている様子を見たらアレルギーが関係しているので注意しましょう!
特に最近、愛犬が痒がっている様子が増えた場合はアレルギーによるものなので注意が必要です。
かきすぎると肌の乾燥や赤く腫れてしまい炎症を起こしてしまうので気をつけてください。
犬がアレルギーになる原因
犬がアレルギーになる原因としては『食物』と『ダニ・ノミ』が関係しています。
犬の食物にも先ほど言ったような『アレルゲン』という物質が含まれておりそれがアレルギーのもとになってしまうのです。
以下に犬がアレルギーを引き起こしてしまうような原因をまとめてみました!
①牛肉・鶏肉を食べてしまう
牛肉や鶏肉にはたんぱく質が豊富でカロリーの摂取にもいいと言われドッグフードの原材料になっていることが多いです。
特に鶏のむね肉なんかは価格も安いし、栄養満点なためドッグフード以外にも犬のおやつの原材料にもなっています。
ただ、そんな牛肉や鶏肉ですがなぜアレルギーを引き起こす原因になるかというとこういった動物に含まれる『動物性脂肪』が原因とされています。
この動物性脂肪には犬の天敵であるアレルゲンが含まれているためアレルギーを引き起こすと考えられています。
②乳製品を食べてしまう
チーズや牛乳なんかの乳製品は犬のおやつの原材料として使われていることが多いです。
乳製品にはカルシウムやビタミンなどを多く含んでおり犬にとっても、人間にとってもとても健康的な食材です。
しかし、乳製品にもαカイゼンというアレルゲンが含まれているため犬がアレルギー反応を起こしてしまうのです。
なので乳製品を食べる際は気をつけて食べさせるようにしましょう。
③トウモロコシを食べてしまう
トウモロコシを少し食べるだけなら大丈夫ですが食べ過ぎは禁物です。
そもそも犬は穀物類を摂取し過ぎるとアレルギーになりやすい傾向があります。さらにはトウモロコシは消化しにくい食物です。
なので、アレルギーを引き起こすだけでなく消化器官にも負担がかかる食物であるということです。
一般的なドッグフードにはトウモロコシが配合されていますがそこまで気にするほどではありませんが食べ過ぎはアレルギーを引き起こす原因にもなります。
④ダニ・ノミによるアレルギー
ダニ・ノミは犬にとって天敵な存在です。
ダニやノミが犬の血を吸う際にこういった虫の唾液が犬の体内に入ってしまいます。それが原因でアレルギー反応を起こしてしまうのです。
よく散歩中に犬を草むらの中に入れないでね、なんてことを聞いたことがあるかと思いますがそれは犬の身体にダニ・ノミがくっついてしまうからです。
なので散歩中や犬を外に連れていく時は草むらや草が生い茂ったところに入れないようにしましょう。
ダニ・ノミは非常に小さいので人間の目で確認することは難しいです。
犬のアレルギーの対処法
こういったアレルギーからどう守ればいいのかの対処法を紹介します!
基本的には『アレルギーの原因となるものを見つけてそれを取り除くこと』が重要になってきます。
①犬の食生活を見直す
まずは食生活を見直す必要があります。
食べ過ぎというのもそうですが犬の食べるおやつやドッグフードにはアレルギー物質となるようなものが含まれています。
なので、ドッグフードや犬用のおやつを買う時はまず原材料を確認してから買うようにしましょう。
無難なのはアレルギーになりやすいとされている原材料が少ないドッグフードや犬のおやつを見つけて買うことです。
知らずして犬に食べさせてしまうと大変なことになります。
②動物病院に連れて行く
アレルギーが深刻化してしまって自分でもどうしようもできないなら動物病院に連れて行き素早い治療をしてもらうことが一番です。
動物病院に行くことで適切な処置を受けることもでき、薬もきちんと処方されます。
さらには犬のアレルギーの原因を調べてもくれるので飼い主としても対策しやすくなります。
犬の様子がおかしい、犬が痒がっている様子をよく見るという場合はいち早く動物病院に連れて行くことをおすすめします!
獣医さんに診てもらえば相談もでき、薬も処方されるため大事にならずに済みます。
愛犬をアレルギーから守ろう
アレルギーは犬にとっても深刻な問題です。
アレルギーから守ってあげられるのは飼い主のあなたしかいないのです。
犬が苦しがっていたり、痒くてかきむしったり、赤く腫れているなどの様子なら動物病院に連れていきすぐ診察を受けるようにしましょう。
早めに行くことで原因をつきとめられたり、適切な薬や治療を受けられるので早く治るし飼い主としても対策がしやすいです。
もちろんアレルギーにならないようなドッグフードやおやつを選ぶといったことも重要です。
アレルギーかもと疑いを持ったら早めに動くことが大切です!