飼い主のみなさんこんなことで悩んでいませんか?
- ネットを見ていると音が出るグッズを利用してしつけるものがあるらしいけどどんなものがあるかしら?
- うちの犬が無駄吠えばかりするからしつけの一環として嫌がるような音を出させたい
- 犬のしつけで「音」が効果的っていろんなサイトにあるけど本当かしら?
- 犬のしつけで嫌がるような音ってどんな音があるの?
今回は飼い主のこのような悩みを解決していきます!
私自身も犬を飼っていたとき、音をうまく利用してしつけを行っていました。
その経験なども踏まえてみなさんに伝えられればと思います。
本記事では犬のしつけで「音」をうまく利用したしつけ方やグッズについて紹介します!
目次
犬のしつけで「音」が効果的な理由
結論から言うと、犬に「悪いことをしたら嫌な音が発される」と認識させるためです。
それを習慣化することにより、犬もその行いをやらなくなります。
犬は人間と違って聴力がはるかに優れています。
人間が聞き取れる周波数は20Hz~20000Hzですが犬の場合、65Hz~50000Hzと言われています。
つまり、犬は人間よりも音に敏感なため些細な音にも反応します。
このような音を利用することで、犬のしつけにも貢献することはよくあります。
ただ、このしつけ方には個体差があるため必ずしも有効とは限りませんが、飼い始めたばかりの方やしつけに困っている方はぜひ実践してみてください。
犬が嫌がる音ってどんな音?
では、犬が嫌がるような音ってどんな音でしょうか?
それが以下のような音になります。
- 高い音
- 金属音
- 高周波
- 何かをすり合わせたような音
- 犬にとって予測できない音
- 過去にトラウマになった音
- 自然には起こらない音
などが挙げられます。
上記に挙げた犬にとって予測できない音、自然には起こらない音について簡単に紹介します。
①犬にとって予測できない音
- 雷の音
- 花火の音
です。
これらは普段起きない音で、音も大きいです。
音のなるタイミングも不規則なので犬からしたら恐怖しかないです。
②自然には起こらない音
- 掃除機の音
- ドライヤーの音
- 工事の音、車・バイク等のエンジン音
です。
慣れてくれば犬も不快に感じることは少ないですが、最初はこれらの音も嫌がります。
犬にとってみればそれでも大きな音で、その音が不快に感じる犬もそう少なくはありません。
犬が嫌いとしている周波数は13500Hz~20000Hzの音域です。
これは黒板を爪でひっかいたような時に出る音域に近いです。
犬はこういった高い音や普段聞きなれない音をすごく嫌がります。
犬のしつけにぴったし!犬が気にする音はこれ!
ではしつけさせる上で犬に効果がある音はどういった音でしょうか?
私が犬を飼っていた時の経験も踏まえて紹介します。
- ぬいぐるみから出る「プー」、「ブヒィー」といった音
- ボールを嚙んだ際に出る「ピー」といった音
- ビニール袋を広げる時のガサガサ音
- ご飯をお皿に移す音
- 空き缶にコインを入れて振る音
- ペットボトルをすり合わせて出る音
- オルゴールから出る音
これら全部を行ったわけではありませんが上から数えて4つの項目は実際に行って効果がありました。
犬が嫌がるというよりは気にして今やっている行いをやめさせることには成功しました。
例えば、犬が口にしてはいけないものを加えてなかなか離さない時に上記の項目を実践してみるとよいです!
そうすると犬もその音がだんだんと気になって、口にしていたものを離しそっちに興味がいきます。
飼い始めたばかりや成犬になる前だといたずらも多いので、しつけとして犬が気にする音を出させるのも手です。
犬のしつけに効果的!音を使ったしつけグッズ3選
音が出るグッズを使って、犬のしつけを行いたい方向けにグッズ3選を紹介します。
①クリッカー
クリッカーは、指で押すと「カチッ」と音が鳴り、その音を利用してしつけるものになります。
具体的には、犬がいいこと(正しい行動)をしたら「カチッ」と音が鳴るようにし、犬に「そう、あってるよ!」と認識させるためのものです。
元はイルカの調教用に使われていたツールだそうですが、それが犬のしつけトレーニングにも適用されるようになり注目を集めるようになりました。
音が鳴ったら褒めてあげるなどして、犬に正しいしつけをさせるという点では便利なグッズです。
②超音波
Petaccは犬の無駄吠え防止グッズで有名な商品です。
超音波を発して犬の嫌がる音を出します。
いろんなタイプがありますがメジャーなのは手動型、首輪型、鳴き声感知型などがあるので飼い主に合うものを選択すると良いです!
手動型であれば、飼い主が押すことで音を発せられるのでいたずらをした際や飼い主の言うことを聞かない時には有効です。
③犬笛
犬笛は人間の耳では聞き取れない周波数を発してます。
訓練を積み重ね、その音の合図をもとに覚えた行動を犬がとることを目的としています。
人間では20000Hzまでしか聞き取れませんが、犬笛は22000Hzの周波数を発します。
メリットはそこまで大きな音を出さずとも指示することができ、他の人にもそこまで迷惑はかけません。
また、耳の良い犬であればちょっとした周波数も聞き分けることができるので遠くから指示を与えることもできます。
まとめ
今回は犬のしつけで「音」をうまく利用したしつけ方やグッズについて紹介しました。
飼い主に抑えてほしいポイントは
- 音を使って犬のしつけを行ってみる
- 犬が気にする音を理解して、それをしつけに活かす
- 音が出るグッズを使って、犬をしつける
になります。
犬にとって「音」というのは非常に敏感なものなのでそれを利用してしつけることは一つの手です。
なので、犬のしつけには音をうまく利用していきましょう。
正しい行動をしてできたときはたくさん褒めてあげてください!
それが何よりしつけにおいて重要です。