口の中を見せる犬
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犬の場合、歯周病や歯槽膿漏が悪化してどうしても抜歯しなければいけないことがあります。

もし犬の抜歯が初めてなら少し不安になったり、その後のケアや気をつけることが気になりますよね。

今回は、犬が抜歯しなければいけない状況や抜歯の費用、その後のケアの仕方について紹介していきます!

犬が抜歯しなければいけない状況とは?

ゴールデンレトリーバーとバーニーズ・マウンテン

犬が抜歯しなければいけない状況とは以下のような時です。

  • 歯周病や歯槽膿漏によって他の病気を引き起こす可能性あるとき
  • 細菌感染によってこれ以上悪化を防ぐとき
  • 噛み合わせを良くするとき

このような状況が考えられる時に抜歯を行うのです。

犬の抜歯は問題のある歯を全身麻酔をして抜くため大掛かりな手術になります。

犬の場合、人間とは違って歯の治療をうまく行えないため身体に悪影響を及ぼすと見込まれた場合は抜歯をするケースが多々あります。

犬の抜歯を行う可能性がある病気

口を開け草むらで休憩する犬

犬が抜歯しなければいけないような病気がいくつかあります。

その代表的な病気について紹介していきます!

①歯周病

犬は歯周病になる危険性が高い動物です。

これは犬の歯の構造上、歯石がつきやすかったり歯垢が溜まってしまうことによって歯周病に発展しやすいのです。

この歯周病が悪化すると歯茎の炎症から周辺の骨にまで炎症が及んでしまいます。

そうなると身体に悪影響を及ぼすことが考えられるため抜歯しなければいけなくなります。

②歯槽膿漏

犬の歯槽膿漏は歯周病がさらに悪化したもので、歯周炎や歯肉炎の影響で歯周組織が細菌感染し膿が出たり歯が抜け落ちる状態のことを指します。

この細菌が歯周組織を通して体内に入り込んでしまうと他の病気を引き起こしたり、重篤な症状を発症する可能性があります。

そのため、これらの症状に発展しそうな場合は抜歯を行い、細菌感染した歯周組織を取り除かなければいけません。

③眼窩下膿瘍

これは歯垢や歯石が歯肉ポケットにくっつき、そこから細菌が入り込んで最終的に目の下まで及んだ場合に起こる病気を指します。

この病気が進行すると目から膿が出てきたり嫌な臭いを発したりする可能性があります。

これらの症状に発展しそうな場合は抜歯を行い、感染元を殺菌・洗浄します。

④歯の損傷

歯をぶつけてしまい欠けたり、折れたりすることによる歯の損傷もあります。

特に、歯髄と呼ばれる重要な神経が通っている組織にまで損傷が響いている場合は歯にかぶせものをしたり、場合によっては抜歯することもあります。

抜歯後は幹部から細菌が入り込まないよう縫合を行います。

犬の抜歯にかかる費用

白い毛の犬

動物病院によっても多少は異なりますが一般的には検査代も含めて5万前後が多いです。

乳歯の抜歯の場合はおおよそ2~3万円かかると言われています。

抜歯にかかる費用は抜歯そのものだけでなくその検査費手術費も含まれるため費用は膨らみます。

そのため、抜歯を行う際は獣医師ときちんと相談してから行うようにしましょう。

保険に加入していても契約している保険会社によって異なるため抜歯の費用を負担できるかは事前に確認しておく必要があります。

犬の抜歯後の食事

かぼちゃのへたを食べようとする犬

犬の抜歯後の食事ってどうすべきか気になりますよね。

抜歯後はウェットフードなんか良いんじゃないかと思われがちですがウェットフードは口の中にくっつきやすくあまりおすすめできません。

なので、普段のドッグフードを細かくすりつぶした物を与えた方が良いです。

ウェットフードでなくとも食べやすいサイズのご飯すりつぶした野菜なんかも効果的です。

抜歯後でも普通に食事ができる犬であれば普段通り与えても問題ないですが最初は様子見で食べやすいフードから与えていきましょう。

犬の抜歯後に気をつける点

木の棒を噛む犬

犬の抜歯後はいくつか気をつける点があります。

その気をつける点について紹介していきます!

①薬はきちんと服用する

抜歯後は抗炎症鎮痛剤をきちんと服用しましょう。

抜いた歯によってはその穴を縫合しているのでそこから感染や炎症が起こることもあり得ます。

いつものフードと一緒に薬を服用させるようにすると犬も口にしてくれます。

抜歯後は患部周辺に負担をかけないよう硬いフードはできるだけ避けるようにしましょう。

②抜歯後は患部周辺の歯磨きは避ける

抜歯後はしばらくの間(1週間程度)、患部周辺の歯磨きをすることは避けましょう。

歯ブラシの毛先が患部に入り込んでしまうと大変なのでできるだけその箇所は歯磨きしないように心がけましょう。

それ以外の歯はいつも通り磨いてあげキレイにします。

③散歩の回数を減らす

抜歯後はできるだけ散歩の回数を減らすようにしましょう。

元気があり走り回っているのであればいつも通り散歩をしても大丈夫です!

散歩時も拾い食いをしないように見張ったり、できるだけ他の犬と接触しないようにすると良いです。

散歩しないのも運動不足やストレスにも繋がるので時間帯に気を遣いながら散歩に連れていくことがベストです。

【まとめ】犬の抜歯はできるだけ避けよう!

嬉しそうな目つきでこちらを見る犬

犬が抜歯しなければいけない状況に陥らないよう日頃からケアしてあげることが大切です。

抜歯するとなると費用がかかるのもそうですが愛犬にも辛い思いをさせてしまいます。

普段から定期的に歯磨きをしていれば抜歯にまで繋がるような大きな問題にならないので歯磨きは怠らず行いましょう。

自分で無理なら獣医に任せるというのも一つの手です!

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