愛犬の目やにが多いのは病気かも!?色や様子から判断する方法を紹介
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愛犬の目やにがやたらとと多いんだけど大丈夫かしら?

そんな風に思っている飼い主の方も少なくはないです。犬の目やにには正常なものと病気が関係しているものがあります。

今回は犬の目やにが多い原因と目やにの色や様子から考えられる病気、犬の目やにのケアについて紹介します。

犬の目やにの原因

目やにがよく出るのには原因があります。少なくとも目やにが多い時は何かしらの病気が絡んでいる可能性があります。

目やにが多く出る原因について紹介します!

①病気

目やにが多く出る原因にはまず病気が関わっています。

目やにが多く出る病気には

  • 結膜炎
  • 角膜炎
  • 緑内障
  • 白内障
  • ぶどう膜炎
  • ドライアイ

などが関係しています。

これらの病気の症状については後に説明しますが自分ではどうすることもできないのでこれらの病気の場合は動物病院で適切な治療を受ける必要があります。

②炎症

炎症によっても目やには出やすいです。

目の周りの毛が入ったり、まつ毛が逆さまに入るだけでも炎症が起きます。そうすると目やにがいつもより多く出ます。

また、犬は草むらの中に入ることが好きなのでその時に草で目を傷つけてしまったりすることがあります。

毛が入ってしまった場合は取ってあげましょう。取ってあげないと炎症を起こしやすいです。

③食べ物によるアレルギー

食べ物の中には犬がアレルギーを引き起こしやすい成分が含まれている可能性があります。

それにより、目が充血し目やにが多く出ることがよくあります。

特にドッグフードはその子にあったドッグフードを与えてください!

ドッグフードの中にはアレルギーを引き起こす成分が多少なりとも含まれていたり、いろんな添加物が含まれています。

購入時はそういった点に注意してください!

病気の可能性のある目やにの色や様子

次に紹介するのは目やにの色や様子からどんな病気が関わっているのかを紹介します!

それと同時に病気の症状も紹介します。

目やにの色や様子

  • 緑色や黄色 …結膜炎、ドライアイ、細菌感染
  • 白色や茶色、黒色 …結膜炎、角膜炎、※正常な場合もある
  • ドロドロとした目やに…ドライアイ
  • 目やにの量が多い …結膜炎、角膜炎

目やにの色や様子からこういった病気が考えられます。

これらの病気の症状にはこんなものがあります。

①結膜炎

目やにが通常よりも多く出るのとまぶたの充血が起こります。

また、結膜炎はドライアイや緑内障といった病気も引き起こしやすいので愛犬が目を痒そうにしていたり、目の充血が続くようならすぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

②角膜炎

角膜炎が起こる原因としては自分で目をこすって角膜を傷つけてしまうことが問題となっています。

症状としては結膜炎と同じで目が痒くなったり、充血したりします。

③ドライアイ

目が乾いてしまい、瞬きをする度に炎症を起こしてしまいます。

ドライアイの症状としては目の充血と目が痒くなります。それでまた目をこすると結膜炎や角膜炎に繋がることがあるので注意してください。

④緑内障

眼球の外側に圧力がかかる病気です。

症状としては眼圧が上昇し、眼に激しい痛みを伴い視力低下や眼球肥大が起こります。早めに治療をしないと失明にも繋がるので要注意です!!

⑤白内障

眼球の中にある水晶体が白く濁る病気です。

症状としては目が白くなり、だんだんと見えなくなってきます。悪化すると視力低下や最悪の場合、失明する危険性のある病気です。

⑥ぶどう膜炎

細菌感染やウイルス感染により合併症としてよく起こる病気です。

症状としては目の充血、涙や目やにがたくさん出るなどが起こります。最悪の場合は失明する危険性のある病気です。

犬の目やにのケアの仕方

愛犬の目やにのケアの仕方ってどうやればいいかしら?と疑問に思う方に目やにのケアのポイントを紹介します。

目やにを取るのに必要なもの

  • ティッシュ
  • ガーゼ
  • コットン

などがあると良いでしょう!

目やにでも柔らかいものと硬いものがあるのですぐに取れるものとくっついて取りにくいものもあります。

目やにを取る時は目を閉じさせる感じで上から下にかけて流す感じで取ると犬も嫌がらないで済みます。

取りにくい場合はホットタオルなどを活用して目やにをふやかしてから取るもいいでしょう。

自宅でできる犬の目やにの予防!

ベトベトした目やにや黄色や緑色の目やにを出さないように自宅でも目やにの予防をすることは可能です。

できる限りのことを尽くすだけでも目やにの量が減ったり、目の健康にも繋がります。

①目の周りの毛はカットする

まずは目の周りの毛はできるだけカットしましょう。

毛が目に入るだけで炎症を起こして目やにがたくさん出る原因を作ってしまうので伸びた毛はカットすることが大切になります。

あとは定期的に目の周りの毛はカットするようにしましょう。カット直後は目に毛が入りやすいのでよく観察してください!

②ドッグフードを変えてみる

ドッグフードを食べてアレルギーのような症状が出るとしたらそれは変えるべきです。

ドッグフードにはいろんな添加物やアレルギーを引き起こすような成分が少しは入っているかもしれません。

なので、愛犬にピッタシのドッグフードを選んで栄養摂取させてあげることが目やにの予防やアレルギーの予防にも繋がります。

③水分補給をさせる

水分が不足すると涙がベタベタしたものになり、涙やけやベトベトした目やにを作る原因にもなります。

また水分補給は目やにの予防のほか、脱水症状や健康維持にも欠かせません。

なので、水分補給は怠らずに行うようにしましょう。

愛犬の目やにを取ってあげよう!

目やにがくっついていると瞬きをする時にそれが目の中に入って炎症を起こしたり、目が痒くなって結膜炎や角膜炎を起こす可能性もあります。

なので、目やにがくっついていないか確認することも飼い主の努めです。

また、目やにの予防としては

  • 目の周りの毛はカットする
  • ドッグフードを変えてみる
  • 水分補給をさせる

といった行いが目やにを減らすことにも繋がるので定期的に行ってあげましょう。

目やにはティッシュやガーゼなどがあれば簡単に取れるので愛犬が嫌がらないように工夫して取ってあげるようにしましょう。

目やにの状態次第では動物病院で診てもらうことも大切になるので定期的なケアなどは怠らずに行うことが重要になります。

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