犬の嘔吐の対処法第5選!犬が嘔吐した際の対処法について紹介
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愛犬が突然吐いたり、嘔吐が止まらないと飼い主も不安になりますよね。

愛犬が嘔吐したけどどうすればいいのかわからない、どう対処したらいいのかわからないなんて方向けに今回は犬の嘔吐した際の対処法を5つ紹介します!

たまに起こる嘔吐ならまだしも嘔吐が続くとなると飼い主も何かしらの対処を取らないと犬も危険にされされてしまいます。

まずは吐いた時にチェックすべきことから見ていきましょう。

犬が吐いた時にチェックすべきこと

まずは犬が吐いた時にチェックすべきことについて紹介します。

吐いた時の状況やその後の様子、吐く前に口にしたものなどをよく観察しておくと動物病院に連れて行きやすくもなります。

吐いた時のチェックポイント

✅1日に何回ほど吐いたか

✅吐いた時の様子(苦しそうに吐いたのか、吐いてスッキリした感じでいたのかなど)

✅嘔吐物に血が混じっていたか

✅吐いた後の様子はどうか

✅ここ数日立て続けに吐いたか

ここらへんを見張っておくことで犬の健康状態を観察することができます。

特に立て続けに嘔吐するようならそれは一時的なものではない可能性の方が高いので自宅で応急処置をしすぐに動物病院へ連れていくようにしましょう。

あと嘔吐物に血が混じっている時は病気の可能性があるのでその時も動物病院に連れて行き適切な処置を受けるようにしてください。

吐いた後の様子が元気で夜ご飯もいつも通り食べるのであればそれは一過性のものである場合が多いです。

ただ、安心はできないので吐いた直後は体をゆっくり休ませて適度に水を与え、様子を見るようにしましょう。

犬が嘔吐する原因とは?

まず犬が吐いた際に確認するのが吐く直前に食べたもの、吐くような要因を考えることが重要です。

それによっては命に関わる嘔吐なのかそうでないのかが変わってきます。

嘔吐する要因はだいたい決まっています。ですが時より病院による嘔吐の場合もあるので気をつけてください。

今回はよくある嘔吐の原因について紹介します。

①消化不良

人間でも消化不良で吐くなんてことはざらにありますよね。それと同じで犬も消化不良によって吐くことがあります。

疲れているせいか胃の働きが悪く消化できなかったため吐いてしまったという犬はよくいます。

疲れる要因としては食べ過ぎや食後の散歩で動き過ぎたなどで胃の働きが通常より悪いことはよくあります。

そういった時に吐くのは一時的なものが多いのでしばらく様子を見ましょう。いつも通りの食事を与えるかは吐いた後の様子で判断しましょう。

②空腹時間が長い

これは犬が嘔吐する原因で最も考えられる要因です。

犬の空腹吐きとは食事を取る時間と次に食事を取る時間との間隔が長すぎることで起きる嘔吐のことです。

空腹の時間間隔が長いと消化液の胃液や胆汁液が分泌され胃の粘膜を刺激してしまうことに繋がります。

それが嘔吐に繋がってしまうのです。

空腹吐きの原因としては早食いや食べ過ぎが原因と考えられています。

早食いしてしまうとちゃんと噛まずに胃に流し込んでしまうため消化不良が起き吐いてしまうことに繋がります。

逆に食べ過ぎてしまうと胃に負担をかけることになります。無理してでも食べようとしてしまうためかえって嘔吐する原因に繋がります。

③毒性のあるものを口にした

犬はよく草や植物を食べます。

散歩中や外に出た時にやたらと草むらの中に入りたがるのもそこにある草を食べたり植物を食べたりするからです。

ただ単純にじゃれたいという気持ちから入ることもあります。

その時に口にした草や植物が毒性で犬にとってよろしくないものだと時間が経ってから吐くなんてことはよくあります。

なのでむやみに草を食べさせたりはしないようにしてください。草むらにはそういったものだけでなくダニ・ノミもいます。

犬が嘔吐した際の5つの対処法

次に愛犬が吐いた時の対処法について紹介します。

突然の嘔吐に飼い主も動揺する気持ちはわかりますがまずは犬のためにも早急に処置をしてあげることが大切です。

嘔吐した際の対処法を5つ紹介します。

①ゆっくり寝かす

吐いた後はゆっくり寝かせましょう。

急な動きや食事は絶対にさせないようにしてください。

吐いたらいったんその後の様子を見るためにも犬を寝かせてその後元気に走ったり、歩き回るようであれば食事やいつも通り散歩に連れていくのもいいでしょう。

②適度な水分補給を行う

本来は絶水させることがいい時もあります。ただ適度に水分補給させてあげないと犬も脱水症状を引き起こす可能性があるので注意してください。

でも吐いた直後に水を与えるのはやめましょう。どんな原因で犬も吐いたのかわからないのに水を与えたことでさらに吐くことがあります。

なので、吐いて何時間か寝かせて落ち着いたと思ったら少しだけ水をあげて見てください。どうしても体調が優れなそうなら絶水しましょう。

③消化に良い物や流動食を与える

何が原因かはわからないですが犬が吐いて何時間か経って元気を取り戻したらまずはドッグフードではなく消化に良い物や流動食を与えてください。

消化不良で吐く場合も考えられので消化に良い物を与えると胃の吸収もよく栄養も取れるので回復しやすいです。

後は食べやすいように流動食なんかもOKです。

吐いた後にいつも通りのドッグフードを与えるのは避けましょう。もし消化不良ならまた吐くことに繋がってしまいます。

④絶食させる

食べ過ぎたり、胃の消化不良で吐いてしまったなら半日~1日ほど絶食させることが重要です。

そうすることで胃の働きもよくなるし、いつも通りの元気を取り戻しやすくなります。体調が悪そうならそのまま寝かせてあげて動物病院に連れて行くのも一つです。

絶食させることで胃の働きも改善するのでまずは半日ほど絶食させてください。絶食後は消化に良い物や流動食を与えてあげるといいでしょう。

⑤動物病院に連れて行く

自分でできることを尽くしてダメなら動物病院に連れて行き適切な処置を受けた方がいいでしょう。

動物病院に連れて行くことで吐いた原因やその後の適切な処置も行ってもらえるので飼い主としても少し安心しますね!

犬の調子によって動物病院に連れて行ってあげてください。でもまずは自分でできる応急処置をしてあげることが飼い主の務めでもあります。

嘔吐の色や臭いで危険かどうかがわかる

嘔吐物の色や臭いでも犬を動物病院に連れて行くか否かが判断できます。

飼い主でも見分けられやすく、動物病院に連れて行くかどうかの基準にもなるので嘔吐物に着目してみてください。

嘔吐物が透明・白色

泡立った白い液体を見ることがあると思いますがそれは犬の胃液です。
臭いはほとんどないです。ただ、吐いた後の様子はしっかり観察しておいてください。

この色なら家で様子見で大丈夫です。
吐いた後の様子がおかしいと思ったら動物病院に連れて行くのをおすすめします。

嘔吐物が黄色・黄緑色

この色が出てしまうのは胆汁が関係しています。臭いは酸っぱい臭いが特徴的です。
これが起こる原因としては食べ過ぎや飲み過ぎ、空腹時間が長いなどの理由から起きます。

こちらも基本的には様子見で大丈夫です。
ただ、吐いた直後の様子がおかしいようなら動物病院に連れて行くのをおすすめします。

嘔吐物が赤色・茶色・黒色

この色は危険です。赤色が混じっているのは嘔吐物に血が混じっているからです。なのでただの嘔吐ではないです。

どこかしらの器官が異常をきたしているか、出血を起こしている可能性があるので動物病院に連れて行ってください!

黒色になってしまうしまうのは血は時間が経つと黒く変色するからです。

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