【飼い主必見!】犬が嫌がらない耳掃除の仕方を徹底解説!
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犬の耳って汚れが溜まりやすく、さらに掃除もしにくいところです。

愛犬の耳掃除を初めてやる人はもちろん、今まで何回かやってきた人でも耳掃除をしてあげる時は怖いものですよね。

愛犬だって耳掃除されることが嫌いかもしれませんが耳掃除をしてあげることで耳の中をキレイに保つことができます。

今回は、愛犬が嫌がらないような耳掃除のコツと耳掃除をする上でのポイントについて解説していきます!

犬が耳掃除を嫌がる理由

耳掃除をしようとすると嫌がったり、逃げてしまうことってありませんか?

犬が耳掃除をされるのを嫌がるのにはいくつか理由があるからです。その理由について紹介していきます!

①過去のトラウマがある

耳掃除でも過去にされた嫌な経験がありそれがトラウマで今でも耳掃除を嫌がっていることはよくあります。

例えば、痛い経験をした、洗浄液を耳の中に入れるあの感じが嫌だったなどのトラウマが関係しています。

なので、1回こういったトラウマができてしまうとなかなか耳掃除をさせてもらえないので初めてやる人は慎重にやるか動物病院に行って獣医に任せるでもいいでしょう。

②耳掃除が痛い

単純に耳掃除が痛いということは考えられます。

耳掃除でゴリゴリ力を入れてやるのはNGです。これは後でまた説明しますが力強くやってしまうと耳の中を傷つけてしまうことにもなるからです。

また、耳掃除をする時に使うものが犬にとっては痛いと感じることがあるため使うアイテムを考えましょう。

③洗浄液が嫌い

耳掃除をする際に使うあの洗浄液が嫌いな犬もいます。

洗浄液を入れた時のあの冷たい感じや臭い、耳の中をケガしている時に入れると痛みを伴うのでそれが嫌いだったりが考えられます。

特に耳の中を掃除する時は犬も何をされるのか怖いため洗浄液を入れただけでもビックリしてしまいます。

犬の耳掃除の仕方

ではどうしたら耳掃除を嫌いにならなくなってくれるだろうか?...と飼い主も悩みますよね。

耳掃除といっても普通にやったらまた嫌な経験を与えてしまうのでちょっとした耳掃除をする上でのコツを紹介します。

①耳掃除後にご褒美を与える

まずは耳掃除をしてあげたらご褒美を与えましょう。

ご褒美においしいおやつや、少量のドッグフードを与えるでもいいでしょう。ただし、与え過ぎは注意です

または食べ物でなくとも一緒に外で遊んであげたり、遊ぶためのおもちゃを与えるでも効果的なので耳掃除後にご褒美を与えるように心がけましょう。

②綿棒や耳かきは使わないようにする

犬の耳掃除で綿棒や耳かきは使わないようにしましょう。

たしかに少し前までは綿棒や耳かきは使って掃除をしていたこともありましたがこれは犬の耳の中を傷つける可能性もあり、トラウマを作ってしまう原因にもなります。

なので、自宅では綿棒や耳かきを使うことはおすすめできないです。初めてやる人は綿棒や耳かきは使わないようにしましょう。

③耳を優しくマッサージ

まずは洗浄液を入れた後は優しくマッサージをしてあげましょう。

これは犬に安心感を与えるだけでなく薬がなじむためためでもあります。そうすると犬は首を振るので洗浄液と一緒に汚れも出てきます。

そしたら汚れを拭き取ってあげてください。汚れが外に飛ぶので汚れてもいい場所で行うのがいいです。

洗浄液をそのまま使うと冷たさで犬もビックリしてしまうので使用する前に少し温めておくのがいいでしょう。

犬の耳を掃除する頻度

犬の耳掃除って何回くらいしてあげればいいんだ?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。

次に、耳掃除の回数を紹介していきます!

犬種にもよりますが耳が垂れている犬とそうでない犬で耳の中の汚れが溜まりやすさが違います。

だからといって犬の耳掃除の回数が変わるかというとそこまで変わらないです。目安としては1週間~2週間に1回か2回程度行うので良いです。

汚れやすさによって目安の回数に多少プラスαしてもいいと思いますがやりすぎは良くないです。

やりすぎることで今度は犬の耳の中を傷つけたする原因にもなるからです。なので、基本は先ほどの目安の回数で行うのがいいです。

犬の耳掃除をする時の注意点

単なる耳掃除と思うかもしれませんが間違ったやり方をしていると犬にも痛い思いをさせたりトラウマを作ってしまいます。

なので、そうならないためにも犬を耳掃除する時の注意点について知っておくべきことがいくつかあるのでそれを紹介します。

①力強くやらない

犬の耳の中は汚れが溜まりやすい箇所でもありますが耳掃除をする際に力を入れて耳垢を取ろうとしたり、汚れを拭き取ろうとするのはNGです。

力強くやってしまうことで犬の耳の中を傷つけてしまったり、痛い思いをさせてしまうからです。

痛い思いがトラウマになり、耳掃除を嫌がるという原因にもなってしまうので力強くはやらないようにしてください。

②人間用の綿棒は使わない

先ほども説明しましたが綿棒や耳かきは使わないようにしましょう。

犬の耳の中を傷つけてたり、汚れをさらに奥に押し込んでしまうことにも繋がるのでおすすめはしないです。

なので、当然ながら人間用の綿棒はもっての外です。汚れを取りたい気持ちはわかりますがかえって詰まらせることもあります。

③耳毛抜きを使う

犬の耳掃除をしようと思っても目の前の毛が邪魔でなかなか掃除できないということがよくありますがその時に役立つのが『鉗子(かんし)』と呼ばれるものです。

鉗子を使って耳の毛を処理してあげてください。毛があると耳掃除をする時に邪魔なだけではなく悪臭や細菌の感染にも繋がります。

鉗子を使う時の注意点としては一気に大量の毛を抜かないことです。一気に抜くと炎症を起こしたり、傷つく可能性もあります。

鉗子を使って毛を切るのではなく毛を引っ張るようにして抜いてください。

犬の耳の状態をチェックしよう

犬の耳掃除を行う前に犬の耳の状態をチェックしてください。

例えば、外耳炎になっていないかや耳垢の色、臭いなどを確認してあげることでいち早く異常を感知することができます。

耳は犬にとってもデリケートゾーンでもあるので耳掃除をする際は慎重に行わなければなりません。

なので、少しでも異常が見られたり、耳を痛がるような素振りを見せたら一度動物病院に連れて行くことをおすすめします。

また耳掃除が自分では難しいと思うのであれば動物病院で獣医に任せるのもいいでしょう。

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