愛犬が怪我をしたんだけどどう応急処置をすればいいかしら?と悩んではいませんか?
応急処置をするのが初めてだと何をしたらいいかわかりませんよね。
今回は、愛犬が怪我をした際の応急処置法について解説していきます。初めての方はこちらの記事を参考にしてみてください!
目次
犬がよく怪我をする部位
まずはよく犬が怪我をする部位について紹介します。犬は怪我をしていてもそれを隠そうとするのでわかりずらいです。
もし、愛犬が痛がっていたり、怪我している箇所をかばおうとしている様子が見られたら以下の部位に着目してみてください!
①爪
愛犬が怪我をする部位に爪があります。
ゲージや家具に足が引っかかって足先の爪が割れることはよくあります。犬は爪が割れると『キャン!』と鳴くことが多いです。
そこで気づく人もいますが中には爪が割れても鳴かない子もいます。もし愛犬の爪が割れて出血したり、その部位を舐めていたら気にしてあげてください!
犬の場合、靴下を履くわけでもないので爪は割れやすいです。なので、定期的に爪切りを行ってあげましょう。
犬の爪切りに関しては
こちらの記事で紹介しているのでご覧ください!
②肉球
よく怪我する部位には肉球もあります。
外で遊んでいたり、散歩の途中で肉球にトゲが刺さって出血したり腫れていることがあります。
犬は素足で外を歩くようなもんなので肉球や足の裏を怪我しやすいです。もし愛犬が肉球を舐めたり、かばう様子が見られたらすぐに手当てをしてあげましょう。
よく怪我をする子なんかは靴下を履かせるでもいいでしょう。外では対処できないですが家の中で怪我をすることは少なくなります。
③鼻
意外と怪我をしやすいのが鼻です。
ゲージの柵に鼻がぶつかって擦り剝けることがあります。あとは犬は臭いをかぐ時に鼻を近づけるためその際に切り傷を負ったりします。
足や爪とは違って鼻は怪我をしたら気づきやすいので擦り剝けていたら気にしてあげましょう!
ワセリンなんかを塗って一時的に保護するのもいいですがそれを舐めてしまうことがあるので注意しましょう。
④足
犬は足を怪我することが多いです。
犬にとって足は重要な部位ですが転んで怪我をしたり、あるいは骨折する場合もあります。
家なんかは滑って転んだり、家具に足が引っかかることもあります。足を怪我してかばっている様子や痛がる様子、座り方が変だったりしたらすぐに応急処置をしましょう。
転んで怪我をする場合もありますが脱臼や骨折の疑いがあるなら動物病院に連れていきましょう!
犬が怪我した時に行うべき応急処置法
犬が怪我をした時にどういった応急処置を行えばいいかについて紹介します。
応急処置といっても怪我の度合いにもよります。
①かすり傷の場合
かすり傷の場合は
- 水で洗う
- 消毒液を怪我した部位にあてる
- ガーゼなどで傷口を防ぐ
といった応急処置を行いましょう。
ちょっとのかすり傷や出血ならこの程度の応急処置で大丈夫です。慌てて動物病院に駆け込む必要もないです。
ただ、ガーゼなどはしっかり行いましょう。犬は傷口を舐めようとします。舐めたことで傷口から細菌が入り化膿したり、さらに悪化する恐れもります。
②軽度の場合
軽度の場合は
- 水で洗う
- 消毒液をあてたり、血を拭く
- 怪我した部位を包帯やガーゼで巻く
といった応急処置を行いましょう。
基本的にはかすり傷の場合と同じ応急処置をしてあげましょう。
ただ、血が出続けていたり赤く腫れている状態が何日も続くようであれば動物病院で診てもらう必要があります。
様子を見て数日で治っていれば動物病院にいく必要がありませんが数日経っても怪我の状態が引かない場合は動物病院に連れていきましょう!
③重度の場合
重度の場合は
- 血を拭く
- ガーゼや包帯で傷口を抑える
- そのまま動物病院に連れて行く
といった応急処置を行いましょう。
水で洗い流すことも大切ですが血が止まらなかったり、愛犬がぐったりしている様子なら早めに動物病院に連れて行くことが先決です。
なので、血が止まらない場合は止血用にタオルやガーゼをあててすぐに動物病院に連れて行くことです。
時間との勝負なのでゆっくり応急処置をしている場合ではないです。
愛犬にこんな動きが見られたら骨折かも!?
次に愛犬が怪我ではなく骨折している際によく見られる動きについて紹介します。
①歩き方がおかしい
怪我でもそうですが骨折時は足をかばうように歩くので歩き方がいつもとは異なります。
特にびっこひいて歩いたり、足を地面につけなかったりする様子が見られたら怪我というよりかは骨折や脱臼の可能性の方が高いです。
②散歩や運動を嫌がる
足を骨折している時は散歩や外で遊ぶことを嫌がります。
愛犬の名前を呼んで反応はするもゲージから出てこなかったり、うずくまっていたら動けないほど痛いのかもしれません。
怪我だけなら痛くても立とうとしますが骨折にもなると立とうとしても痛くて立てないので骨折を疑いましょう。
③排泄をうまくできない
骨折していると排泄のコントロールがうまくできません。
排泄しようと頑張るのですがやめてしまったり、転んでしまう場合も多いです。怪我だけなら何とか排泄できることが多いです。
骨折していると自分の体重を支えるのが難しくなるためどうも排泄することができなくなります。
④足が変形している
骨折していると足の形が曲がっていたり、大きく腫れている場合が多いです。
不自然に曲がっている場合は、骨折や何かしらの病気の疑いがあるのですぐに動物病院に連れて行くことをおすすめします。
犬が骨折した時に行う応急処置法
犬が骨折した場合に行う応急処置法について紹介します。
骨折している場合
- 骨折している部位をガーゼで巻く
- 副木をあてて、タオルや包帯で巻く
- 取れない程度に巻いたら動物病院に連れて行く
といった応急処置を行いましょう。
骨折している場合、患部を触られるのを嫌がる犬もいます。なので、そういう時は大きめのタオルを使って犬を抱きかかえましょう。
そうすれば犬も嫌がらずに済みます。あとは安静にして動物病院に連れていきましょう!
犬の怪我には早く気づいてあげて!
犬の怪我には早く気づいてあげましょう。
犬は怪我をしていても隠そうとするので痛がっている様子や怪我した部位をかばおうとしている様子が見られたらできる限りの応急処置をしてあげましょう。
無理に怪我した部位を触ることは禁物です。
愛犬が痛がるだけなので痛くないようにそっと応急処置をすることがポイントです。怪我は放置すると悪化するので早めに手を打ちましょう。