最近うちの子が甘噛みをしてきてなかなかやめないのよね~と悩んでいる方多いです。特に飼いたての方なんかはこんな悩みをお持ちではないでしょうか?
今回は犬が甘噛みをする気持ちや甘噛みした時の対処法、甘噛みに対するしつけをご紹介していきます!
目次
犬が甘噛みをするのはこんな気持ち
犬が甘噛みをするのには以下のような気持ちを抱いている場合が多いです。
①飼い主に甘えたい
飼い主に甘えたい、構ってほしいという気持ちから甘噛みすることはよくあります。
例えば、最近忙しくて愛犬と遊んであげられなかったり、留守番が多かったりして久しぶりに遊んであげたら甘噛みをしてくるということはあります。
犬は飼い主のことが大好きなので飼い主に甘えたい、もっと遊んでほしいという気持の表れから甘噛みをすることがあるのでその時は気にしてあげてください!
②ストレスを発散したい
犬だってストレスが溜まります。
ストレスを発散したいがために飼い主の手を甘噛みしたり、おもちゃや物を噛んでは振り回したりということがあります。
必ずしもストレスが原因ではないですが最近遊んであげられなかったり、一緒にいる時間が少ないとストレスが溜まっているかもしれません。
③歯がかゆいのを紛らわせたい
歯がかゆいがために飼い主の手を甘噛みすることはあります。
犬は生後3ヶ月~半年の間に歯が生え変わります。その時に生じる歯のかゆみや違和感を甘噛みすることで解消しようとするのです。
まだ子犬で最近飼い始めたという方はこれが原因で甘噛みしているかもしれないので疑ってみてください。
④上下関係の確認をしたい
犬は飼い主との上下関係を図るために甘噛みをすることがあります。
この時、犬は甘噛みしたことで飼い主と自分どっちの方が強いのかということを確かめているのです。
甘噛みをしてもずっと犬の好きなようにさせた場合、犬は自分の方が上だと認識し甘噛みをやり続けるので注意しましょう。
⑤甘噛みをして遊びたい
遊びの延長で甘噛みをするということがあります。
単純にじゃれていたり、おもちゃで遊んでいる時に飼い主の手を甘噛みしてくることはよく見られます。
もしかしたら飼い主とも遊びたいという気持ちがあるのかもしれませんが甘噛みされて痛い時はハッキリと『痛い!』というべきですよ!
犬が甘噛みをした時の対処法
犬が甘噛みをした時にどう対処すべきなのかについて紹介します!
①痛いときは『痛い!』とハッキリ言う
甘噛みされて痛いと感じたら『痛い!』とハッキリ言いましょう。
特に子犬は社会性も身についておらず甘噛みに対して良いか悪いかの判断もできません。なので、痛い!とハッキリ言わないとわからないのです。
飼い主が痛がれば犬もその行為をやめます。大好きな飼い主に嫌なことをさせてしまったという思いがさかのぼるのです。
痛いと思ったら遠慮せず痛い!とハッキリ言いましょう。そうすると犬もわかるようになってきます。
②おもちゃなどを与える
おもちゃを与えることも一つの対処法です。
特に子犬なんかは歯がかゆい時があるのでおもちゃを与えて歯のかゆみを解消させることも大切です。
また手を噛んでほしくない時におもちゃを与えて遊んであげた方が犬もスッキリするし飼い主とも遊べるので一石二鳥です。
③口を押さえる
甘噛みをしたら口を押さえる、つまりマズルコントロールをすることが大切です。
犬の口と鼻の間を『マズル』と呼ぶのですが噛まないように押さえることで犬に甘噛みをしてはいけないということを認識させます。
何回か甘噛みしてくると思いますがその都度これを実践してみましょう。犬のしつけの一環でもありますが自由に噛ませることはよくないからです。
犬の甘噛みはやめさせるべき?
甘噛みはやめさせるべきかについてですが結論は
やめさせるべき!!
です。
最初は甘噛みしてくるのですが徐々にやめさせるべきです。というのも甘噛みを認めてしまうと犬はそれはやっても大丈夫なんだという認識を持ってしまうからです。
甘噛みをするようになると飼い主だけでなく他の人にもしてしまうため甘噛みはやめさせるべきなのです。
噛んだらマズルコントロールをしたり、目をみてしかったりすることで犬も徐々にこれあいけないことなんだと気づくようになりやめていきます。
甘噛みのこういったしつけに関しては以下でも解説するのですが子犬の頃からしっかりとしつける必要があります。
子犬の頃にやっておくべきしつけに関しては
こちらの記事で紹介しているのでご覧ください!
犬の甘噛みのしつけはこんな感じ!
犬の甘噛みに対するしつけについて紹介していきます。
犬が甘噛みしそうになったら以下のことを実践してみてください。
①ダメなものは『ダメ!』という
甘噛みはそんなに痛くないですがしつけ上よろしいことではないので甘噛みしそうになったら『ダメ!』というようにしましょう。
特に子犬はよく甘噛みをしようとします。
甘噛みをしそうな都度、『ダメ!』とハッキリ伝えることが大切です。最初の頃はよくしてくるの何回も言うのに疲れてきますが甘噛みはいけないものだと認識させましょう。
②音を立てる
甘噛みしそうになったら音を立てるのも効果的です。
音を立てることで犬は音のした方に意識が向き甘噛みをするのをやめます。
甘噛みをしそうになったら音を立てることで甘噛みをやめるのでやってみてはいかがでしょうか?
ただ根本的な解決にはならないのでしつける際はきちんとしつけを行わないといけないです。
③無視する
『無視する』ことも甘噛みにとってはとても有効です。
犬はかまってほしかったり、甘えたいという気持ちから甘噛みをしますがその際に無視することで犬は甘噛みをしたらかまってもらえないんだという認識を持つようになります。
この認識を持たせることで犬は徐々に甘噛みをやめるようになります。
なので、『無視する』ということも実践してみてください。この『無視する』行為は他のしつけでも有効です。
犬が甘噛みする気持ちを理解しよう
犬が甘噛みする気持ちをしっかり理解することが大切です。
なんで甘噛みするのだろうか?と考えて自分なりに考えて対処することが重要です。
かまってほしい、甘えたいという気持ちからの甘噛みならその行為をやめさせるようにしつけ外できちんと遊んであげましょう。
甘噛みは良くないので子犬の時期からきちんとしつける必要があります。
愛犬の気持ちを理解してしつけるべきところはしつけて、それがきちんとできたら遊んであげるとったメリハリをつけるようにしましょう。