愛犬と楽しくドライブしたいけどどうしても犬が車酔いしてしまう...と悩んでいませんか?
犬も人間と同じように車酔いはしてしまいますが車に乗るたびに吐かれては困りますよね。
今回は犬が車酔いしてしまう原因とその予防・対策法について紹介していきます!
目次
犬が車酔いする原因
ではなぜ犬は車酔いしてしまうのでしょうか?
犬が車酔いする原因について以下にまとめてみました!
①車内の揺れが激しい
単純に車の揺れが激しいから車酔いしてしまうことは考えられます。
あまりにも車の揺れが激しかったり、急ブレーキや急発進をしてしまうと犬もビックリしてしまいます。
多少の揺れならまだしもくねくねした道を走行したり、険しい道を走行することで車の揺れも激しくなります。
なので、犬が車酔いしない程度に運転することが大切です。
②過去のトラウマがある
過去に何かしらのトラウマがあるのも関係しています。
例えば、過去に車酔いで吐いてしまったということから車に乗ってちょっとしたらまた吐いてしまうなんてことも珍しくないです。
犬からしてみれば過去のトラウマがあるため車に乗るだけで精神的なストレスを感じてしまい結果として気持ち悪くて吐くということに繋がってしまうのです。
③不安を抱えている
不安を抱えていることも車酔いと関係があります。
不安を抱えやすい犬からしてみれば車に乗るということだけで『嫌いな病院に行くのか』、『どこに行くの?』など不安になり精神的なストレスを感じてしまうのです。
揺れも大して激しくないのに強いストレスから気持ち悪くなり車内で吐いてしまうということに繋がります。
④車内の匂い
車内の匂いも車酔いの原因として考えられます。
犬は匂いに敏感なので車内の匂いが臭かったり、タバコの匂いで充満していると気持ち悪くなるのです。
そんな匂いのする空間に長い間いれば車酔いして吐いてしまいますよね。
また、ガソリンや車内の芳香剤なんかも犬にとっては刺激的な匂いとなり車酔いしてしまう可能性があります。
犬が車酔いした際のサイン
犬も車酔いする前に見せる前兆やサインのようなものがあります。
犬が車酔いした際に見せるサイン
- 大量のよだれを垂らす
- 落ち着きがなくなったり、そわそわする
- 震える
- あくびを頻繫にするようになる
- 口から泡を吹く
- 急に鳴いたり、吠える
- 鼻水が出る
といったサインがよく見られます。
人間と同じようなサインを犬もよく見せるのです。
ある意味わかりやすい動作ですがいつ吐くかわからないのでこういった動作が見られたらすぐに対処できるよう準備してください!
犬によって吐くまでの時間は違いますが慣れていない犬だとすぐに吐いてしまう恐れがあるので注意しましょう。
走行していて愛犬の様子が変ならどこかに車を停めて対策を取ってあげることが大切です。
犬が車酔いで吐いてしまったら?
吐くサインが見られても間に合わずに吐いてしまったということもあると思います。
その時は車をどこかに停めて静かに処理してあげましょう。
大声を出したり、慌てたりすると犬も不安になるため慌てず静かに処理してあげることが犬も安心します。
車に乗っけると高い確率で吐いてしまうのであれば予めビニール袋やペットシーツなどを用意しておくと良いです。
犬が吐くかもしれないことを予想してティッシュやペットシーツを常備しているとこちらも安心ですね!
犬の車酔いの予防・対策法
次に犬の車酔いの予防・対策法について解説していきます!
犬の車酔いをなんとかしたいと思っている方はぜひ試してみてください。
①乗車前は食事をさせない
犬がよく車酔いしてしまうのであれば車に乗せる前は食事をさせないようにしましょう。
空腹すぎてもダメなので犬を車に乗せて出かけると決めているのなら食事をさせる時間帯を考えましょう。
水分補給も直前ではなく1時間前くらいにとっておき、車に乗せる時はきちんと消化できている状態になるよう与えるのがベストです。
出かける際は水を持っていくと何かあった時にも対処できるので良いです!
②安全運転をする
犬が車酔いしないよう安全運転を心掛けることが大事です。
急ブレーキ、急発進をしたり、デコボコした道を速い速度で走行すると犬も三半規管がついていけず車酔いしてしまいます。
なので、運転する時は犬が車酔いしない速度でかつ安全運転をしましょう。
③車内をキレイにしておく
犬を車に乗せる時は車内をキレイにしておきましょう。
タバコの匂いや食べ物の匂いは充満しやすいく犬にとっては刺激的な匂いとなるため気持ち悪くさせてしまいます。
なので、犬を車に乗せる時は匂いを消すために事前に換気やファブリーズなどを使ってキレイにしておくことが大切です。
④移動中の揺れを抑える
移動中の揺れはできるだけ抑えるようにしましょう。
犬用のキャリアケースやクレートを使うだけで揺れをできるだけ最小限に抑えることができます。
そうすることで揺れも激しくならず車酔いの原因を防げます。
膝の上にのせたり、抱きかかえる方もいますが緊急で急ブレーキを踏んだ時は危ないのでキャリアケースやクレートに入れておくことで事故防止にもなります。
⑤こまめに休憩をはさむ
犬が車酔いをしやすいのであればこまめに休憩をはさむのも必要です。
そうすることで犬も気分をリフレッシュすることができ車酔いの防止にもなります。
普通の道ならどこかに車を停めて散歩させたり、遊んであげることもできます。
高速なら途中のサービスエリアで下車してエリア内を散歩させるだけでも十分違います。
最近ではドッグランができるサービスエリアも多いのでどんどん利用しましょう。
⑥ペットシーツを敷いておく
犬が車酔いしやすいなら予めペットシーツを敷いておくなんてのも良いです。
走行中いつ吐くかわからないので事前にペットシーツを敷いておくことでそこまで汚れず後処理もしやすくなります。
なので、車酔いしちゃう子にはペットシーツを敷いたり、ビニール袋やティッシュなども持ち合わせておいた方が良いでしょう。
犬の車酔いに気をつけて運転しよう!
犬の車酔いにはさまざまな原因がありますが飼い主ができることとしては犬の車酔いに気をつけながら運転することです。
走行速度もそうですが犬が車酔いしている感じが少しでも見られたら近くに車を停めて対応してあげましょう。
運転に気を遣っていれば何かあってもすぐに対応できるので安全運転を心掛けつつ愛犬と出かけるようにしましょう!