犬のしつけってどうやればいいのかしら?と悩んでいませんか?
犬のしつけは重要です。ただ、間違ったしつけをすると犬も変な解釈をしてしまい結果、大変な目にあうことがあります。
そうならないように今回は絶対にやっておくべき犬のしつけ方と犬のしつけ方でやってはいけないことについて紹介します。
目次
犬のしつけはいつ頃から?
よく犬のしつけはいつ頃から行うべきですか?という疑問が飛んでくるのですが
結論:早めにやっておくべきです!!
早めとは言いましたが具体的には子犬の頃からしつけを教え込むことが重要です。
子犬の頃にどんだけしつけをしてきたかによって成犬になった時にきちんと飼い主の言ったことを聞けるかが変わってきます。
生まれたばかりだからまだそこまでやらなくても...と思うかもしれませんが犬は人間の何十倍もの速さで歳を取るので生まれて1ヶ月を経った時点で始めるべきなのです。
半年経った時点で人間でいう幼稚園児から小学校に入学するくらいの年齢に匹敵するのでしつけをしていかないと間に合わないのです。
まずは名前を呼んで覚えさせたり、名前を呼んだら飼い主のもとに来させたりするくらいのしつけで構わないのでできる範囲でしつけをさせましょう。
絶対にやっておくべき犬のしつけ
犬のしつけはたくさんありますがまず先に何をしたらいいの?と悩む方けっこういます。
なので、まずこれだけは絶対にやっておくべき!!というしつけを以下にまとめたので説明していきます。
①『トイレ』のしつけ
愛犬の名前を呼んで自分のもとに来るようになったらトイレトレーニングをさせましょう。
まずはトイレシートを用意してゲージの中か外でトイレをする場所を確保します。この時、寝床とトイレは別々にしましょう。
愛犬がトイレをしそうなしぐさやトイレをする前兆が見えたらトイレの場所に誘導してトイレをさせましょう。
できた時はしっかり褒めて、失敗しても大声で怒ったりはせず片付けてキレイにしましょう。トイレをしそうになったらまた誘導しての繰り返しです。
そうすることで犬も同じ場所でトイレをするようになり、学習します。
②『おすわり』のしつけ
犬いご飯を与える際におすわりをしてくれないとあげれないですよね。まずはおすわりさせることが大事です。
おすわりをさせる方法としては手に少量のおやつを持ってそれを犬の顔の後ろ側に持っていきます。
そうすると犬はおやつを求めて顔を移動させると同時に自然とお尻が地面につくようになります。
おすわりができたらおやつを与え、褒めてあげましょう。これを繰り返し行うことでできるようになります。
③『待て』のしつけ
ご飯やおやつを与える時もそうですが散歩中でも人に飛びついたりすることがあるのでこの『待て』を覚えさせることは重要です。
ご飯やおやつを与える時にまずは『待て』と言い、飼い主が『良し』と言うまで食べさせないようにしてください。
最初のうちはうまくいかない場合が多いですが毎日のようにご飯を与える際にこれを行うことで犬も学習します。
最初は短い時間で待てをさせ、徐々に待てをさせる時間を伸ばしていきましょう。
④『ダメ!』のしつけ
してはいけないことや危ないことを犬はする時があるので『ダメ!』を教え込むことは必要です。
例えば、人に飛びついたり、噛んではいけない物を噛んだ時に『ダメ!』と短く怒ることで犬は学習します。
犬は人間の感情を読み取ることができるので『ダメ!』と短く怒ることで犬は自分がしている行動はいけないことだと認識するのです。
あとは犬の行動を観察しつついけないことをする度に『ダメ!』と言ってあげると犬はその行動を止めるようになります。
⑤『ハウス』のしつけ
犬にとって『ハウス』とは安心感を与えるものでもあります。
ハウスを覚えさせる方法としてはおもちゃやおやつを使って『ハウス』と言いながらゲージに誘導して入る方法があります。
しっかりとハウスができたら褒めてあげましょう。おやつやおもちゃなどを使わなくとも声で誘導させてもOKです。
ハウスができたら褒めてを繰り返して行えば犬もハウスを学習します。
犬のしつけで飼い主が行うべきこと
犬のしつけはなかなか根気がいるものです。
なので、そう簡単にはうまくいかないこともありますが飼い主が言ったことをきちんとできたら褒めてあげましょう。
褒めたり、おやつやおもちゃなどのご褒美を与えることで犬もやる気が上がります。
ただし、おやつの与え過ぎは健康に良くないのでほどほどにしたり低カロリーの物を与えるようにしましょう。
あとは覚えるまで何回もしつけをさせることが重要です。なので、できた時は褒めてあげ、できなかった時は怒らず次の日にもう1回やらせましょう。
学習するまでは時間がかかるのでそこを飼い主がサポートするのも重要な役目です。
やってはいけない犬のしつけ
先ほど犬のしつけでやっておくべきことを紹介しましたが今度は反対にNGなしつけ方について紹介します。
初心者の方はよくやりがちなので、これを機に気をつけてみてください!
①叩く
犬のしつけでうまくいかないからといって叩いたりするのは絶対やめましょう。
なかなか覚えないからといって叩きがちになりますが叩くことで犬は恐怖心や反抗するようになります。
例えば、待てができないから『違うだろ!』と叩いてしまうことがよくありますがそれによって待てすることに恐怖心を感じ待てができなくなってしまいます。
できないから叩くのえはなくできるまで繰り返し行ってあげ、できた時は褒めてあげましょう。
②人によってしつけが変わる
例えば、お母さんがご飯を与える時の『良し』とお父さんが与える時の『いいよ!』というのでは別の言葉として認識してしまいます。
他にも散歩のルートが人によって異なるでもかなり違います。なので、しつけは一貫して同じことを教え込むようにさせましょう。
人によって言葉が違うだけで犬は違う捉え方をしてしまうので言葉も統一することが大切になります。
③ご褒美の与え過ぎ
ご褒美を与えすぎることで犬も変な解釈をしてしまいます。
待てができたら今後もずっとおやつをもらえると解釈してしまうのであげ過ぎには注意が必要です。
ご褒美を与えるのはあくまでしつけの訓練をしていて『待て』や『おすわり』にまだ慣れていない時にあげるとモチベーションが保てるという理由から与えるのです。
なので、できるようになったらご褒美を与えることはやめましょう。おやつの与え過ぎは健康にも影響を及ぼします。
④人間の食べ物を与える
人間の食べ物を与えることはしつけ上よろしくないです。
人間の食べ物には人口調味料や添加物がたくさん含まれており犬の体には合わない物や健康を害する物があります。
人間の食べ物を食べてはいけないわけではないですが何回もあげてしまうと犬もそれを欲しがるようになり言うことを聞かなくなります。
しつけ上、犬に人間が食べる物を与えるのは良くないことです。
⑤名前を呼んでしかる
しかる際に愛犬の名前を呼んでしかることはやめましょう。
『○○、そんなことしたらダメだろ!』と言ってしまうと犬は名前を呼ばれたら怒れれると変な解釈をしてしまいます。
恐怖心がついたり、犬によっては怒られることが嫌で反抗してしまう犬もいるので名前を呼んでしかるのはNGです。
犬のしつけはかなり重要!
犬のしつけ方によって成犬になってからの振る舞いが変わります。
ちゃんと飼い主の言う事を聞くようになるのかそれとも反抗的な犬になるのかなどしつけ方でかなり変わるのです。
犬を飼い始めたという人がまずやるべき犬のしつけは
- 『トイレ』のしつけ
- 『待て』のしつけ
- 『おすわり』のしつけ
- 『ハウス』に入れさせるしつけ
など基本的なしつけが重要です。
ここらへんは犬を飼う上でできてくれないとあなたが困るはめになるのでここは手を抜かず徹底的にしつけましょう。
あなたのしつけ次第では立派な犬に育つので今は大変かもしれないですがしつけはきちんと行いましょう。